もうすぐ6月

 運動会も終わりいよいよ日商検定試験に本腰を入れます。運動会前に私が気絶するような見取り算の点数を見せに来てくれた方々。今日の練習では少しづつ上げてきましたね。指導はほぼ終わっているので、あとは練習しかありません。どれだけできるかにかかっています。今日は見取り算だけしっかり練習するチームの人たちにもお話しました。みんな10分以内に全問できているのです。どういう間違えなのか、よく観察推理をする。引き算で、105-6で10を2回引いて89にしていないか、10-6を6と入れていないか、視野を広くとっているか、隣の珠をひっかけたのが見えているか、そろばんと問題の目線の動き、問題と算盤の位置、指の動かし方。

基本的には私は机のところにいて、生徒をこさせるタイプの指導をしていないので、基礎の子供たちの指導の合間に上級者の弾きも見にまわります。2級でも割り算の立商の位置があやふやな人を発見することもあります。

 練習はみんなで同じ内容でします。(1時間目は珠案、2時間目は暗算など違いはあります、)タイムのはかり方を工夫したり、直しを多くしたい人は問題半分などと決めているのですが、「自分の弱いところを集中して練習したい人はそれでもよいですよ」と言ったところ、「私は見取り、僕は割り算」、と自分の練習すべきところをしっかり認識できるようになってきました。自分でもここがこうでしたと報告できるようになってきてまだまだ低学年だと思っていたのが、積極的に考えて練習する姿が見られ、成長を感じ頼もしく思いました。そういう子は目も輝いています。

 まだ山は高く感じられますが、目標に自分の力で登って行ってくれると信じています。

タイムのはかり方、と書きましたが、昨日のテレビ、ビフォーアフターで、そろばん塾のおうちのリフォームをしていましたが、タイマーが6個付いた大画面がパソコンと連動していて、手元で操作でき、画面でみんなが分かり、とってもいいなーと思いました。

うちはテレビタイマーは一つしかないので。先週タイマー5個くらい回してその間に指導をして混乱しました。あの便利だと思います。朝日プリントさん出してください。

 

まとまりのない長文失礼しました。あと、一つ。先生こんにちわとしっかり先生と付けて挨拶してくれる子がいます。帰りも先生さようならと目を見て挨拶してくれます。気持ちがこもっていて、とてもよいご挨拶だといつも思っています。私も慌ただしさにかまけず、見習いたいと思います。生徒に教えられる日々。