いろいろな算法

先週の日珠連検定の練習風景。

 

そろばんの算法にはいろいろあります。今回土浦商工会議所で始まった大人のためのキラキラそろばんを指導して、各自の習った算法で解いている生徒を見て、そのやり方、私も昔習ったような気がする!とフレッシュな気持ちになりました。

 

どんなやり方でもしっかり解ければいいんです。

キラキラは脳トレ目的ですのでそれでいいと思います。ただ、どこを目指すかによります。1級や段位を狙うのに能率よく(時間短く)できる方法を選択するのは指導者としては当たり前のこと。全国大会を狙うのならなおさらのこと。また、暗算とのつながりも考えなくてはなりません。

 

ただ上手な方法をパズルのように組み合わせても全体のつながりがなければ生徒は混乱します。いかに1本の筋の通った算法でつまずき少なく指導していくか。

 

自分は掛け算は両葉置きで習い、自分の娘が片落としを習っているのを知り目からうろこが落ち、自分が指導する立場になった時、もっといい方法があるのではと調べていくうちに両落とし簡単じゃない!と目玉が飛び出る思いをしました。両落としでもマイナーチェンジをしながら少しずつ上級を目指す方法に変えています。

 

今年入塾した1年生は天才はいませんが、頑張り屋が多いので、今の6年生たちの小さいころを思い出させます。割り暗算の段位を目指しやすいように1年生から割り算指導を変え始めました。今難しく感じても上級にいくにつれ効果が出てくると思っています。

 

指導者の指導力やちょっとしたさじ加減で大きな差が出てくるということを知っているだけに指導についてはこれからも勉強していかなくてはならないと思っています。

 

ところで今日クリスマスカップ仕様のサーキットを3分で行いました。

生徒「サーキット5分より点数がよかったです!」

私「暗算もそろばんも2点で採点するからそういうこともあるのね。(でも2分も短いのに…サーキット頑張れ…;・・))」

昨年度のクリスマスカップ団体10位でもかなりの高得点でしたので、とりあえず、自分たちの目標を持ち頑張っていきたいと思っています。

生徒「団体750点目標とするとAちゃん○点、B君○点そしたらあたし300点越え!?できないじゃん!」

確かに。満点で300点だからね。山は高いよね。血を吐くような練習してみますか。